続・高橋セミナー
続・高橋セミナー 第9回 最尤法によるポアソン回帰分析入門 <第7章>過分散がある場合の探索的ポアソン回帰
2020年06月
要約
第7章の最初の事例は,第1.7節の細菌を用いた2×2の実験結果を用い,要因配置型のカウント・データに対する探索的ポアソン回帰のアプローチの基本が示されている.第2の事例は,第1.13節のカブトガニの観察データについての事例で,2変量ポアソン回帰,2元配置ポアソン回帰,さらに共分散分析型ポアソン回帰を扱っている.第3の事例は,第1章で取り上げなかった事例で,2群比較において,ポアソン分布が仮定できないカウント・データに対し,ゼロ過剰(Zero-Inflated)ポアソン分布などを扱っている.
第7章 目 次 7. 過分散がある場合の探索的ポアソン回帰 237 7.1. ネズミチフス菌のコロニー数の事例 237 異なる実験条件データの併合 説明変数ごとの層別 説明変数の組み合わせによる層別 適合度のカイ2乗検定 7.2. カブトガニのサテライト数に対する探索的解析 243 甲羅の色・後体部の棘 甲羅の幅・体重 ポアソン重回帰 Excelによる量的変数に対する予測プロファイル 交互作用(甲羅の色×体重)を含めたポアソン重回帰 Excelによる質的変数を含む予測プロファイル 交互作用(後体部の棘×体重)を含めたポアソン重回帰 グラフ・ビルダーによる探索解析的 S-PLUSのTrellis(格子)グラフ 7.3. 殺人被害者数に関するAICcを用いた分布の同定 258 JMPによるポアソン回帰 Excelによるポアソン回帰 ゼロ過剰ポアソン回帰 SAS/GENMEDによるゼロ過剰ポアソン回帰 ガンマ・ポアソン回帰(負の2項回帰) ゼロ過剰ガンマ・ポアソン回帰 仮定した分布間の比較 文献索引,索引,解析用ファイル一覧 269
添付ファイル
高橋セミナー9_7_過分散探索的_ポアソン回帰_2020_06_26.zip